使い捨てカイロが、「新日本様式」100選に選定されました。
新日本様式(Japanesque Modern)100選は、日本の中で長い間にわたって培われた技術や精神を現代の生活に生かしているものが選ばれます。
新日本様式は、新日本様式協議会が提唱する日本の伝統と先端技術を融合させた「日本らしさ」を持つ新しい日本の様式への試みであり、経済産業省「新日本様式」ブランド推進懇談会報告書に基づいて2006年に創設されました。
匠の技
・素材を自然の命として尊び、引き継がれた知恵や技を大切にしつつ、常に新しい技術や文化を作り出す「匠(たくみ)のこころ」
粋の行動
・全体への責任意識をもちながら、個性を磨き、気品と気概のある生き方を求める「ふるまいのこころ」
優の精神
・異質な考えや新しいものを尊重しながら、自己を確立し、多様性と調和を重んじる「もて
なしのこころ」
この3つの「こころ」を「新日本様式」の定義とし、それらの「こころ」と先端技術との融合
や現代生活への提案がされているもの、また日本の独自性やオリジナリティが表現され、同
時に日本の国際競争力を高め産業振興に役立つものを、日本の衣、住、文化、芸術の各分野
から10名の評議会委員が選考にあたり、各評議会委員の感性によって選出されたものが「新
日本様式」100選です。
参照サイト:「新日本様式」アーカイブサイト